足利水土里探偵団は、商工会議所のまちおこし探偵団「足利EM普及探偵団」として活動を始めました。EMとは有用微生物群のことを指し、人間にとってよい働きをする乳酸菌や酵母など自然界に存在する微生物を組み合わせたものです。足利水土里探偵団はそのEMを使って、生ごみの堆肥化や河川の浄化作業などを行っています。
また、小中学校の環境教育にも取り組み、活動の幅を広げています。河川の浄化作業やEMせっけんづくり、給食の食べ残しを堆肥化して地球温暖化防止に役立つケナフ栽培の指導などにあたっています。この活動がきっかけとなり、学校が中心となって自治会、住民、地域企業などが協力して活動するようになりました。こういった活動を通して、子どもたちに楽しく自然環境について学んでほしいと考えています。
このような一連の活動が高く評価され、栃木県ふるさとづくり賞の最優秀賞やコカ・コーラ環境教育賞など数々の表彰を受けています。2004年12月には、足利市街地の空き店舗を利用して、活動拠点「eco-SALON(エコ-サロン)」をオープンしました。EM関係の商品を揃えたり、毎月第2土曜日にはEMサロンを開催しています。現在は、EMで土に戻した河川のヘドロを利用した花のまちづくりを考えています。他団体や企業とタイアップしてeco-SALONがある北仲通りで御所車をモチーフにした「花のまちづくり」の計画を進めています。さらに活動を活発にさせるためには、「収益基盤を確立することが課題である」と中庭三夫事務局長は話していました。