「ぽ・ぽ・ら3年のあゆみ」と「18年度の事業」

特集一覧へ

特集 「ぽ・ぽ・ら3年のあゆみ」と「18年度の事業」

 「とちぎボランティアNPOセンター(愛称:ぽ・ぽ・ら)」は、県内の社会貢献活動を行うボランティアやNPOのための人と情報の交流拠点として県が設け、民間団体に委託して管理運営されています。昨年11月で「ぽ・ぽ・ら」は、開設して3年になりました。この節目にこれまでの「ぽ・ぽ・ら」のあゆみと18年度に行った事業をまとめてお伝えします。

1.データで見る「ぽ・ぽ・らの3年」 (平成18年度は2月28日現在)

*「総来館者数」の推移

*「貸室利用件数」の推移

貸室の種類(収容人数)研修室A(70名)、研修室B(30名) 、多目的ルーム(和室・10名)、打ち合わせ室(6名)


*相談件数

*相談内容


*相談者内訳

 「ぽ・ぽ・ら」にはボランティア・NPOに関するいろいろな相談が寄せられますが、最近はNPO法人の設立に関する相談が増えてきています。また、すでに活動を始めている団体からの組織運営上の問題に関する相談も寄せられるようになりました。
 相談者は個人が40%を占めていますが、行政機関や企業、各種ボランティアセンター、学校などからの相談や問い合わせも増えています。

*「ぽ・ぽ・ら」の利用目的
 
(平成18年度に利用登録団体150団体を対象に実施した「ぽ・ぽ・ら利用アンケート」より )


 利用登録団体の主な利用目的は貸室、設備・機器の利用で、ついで情報収集があげられます。これらを合わせると全体の4分の3を占めています。NPOやボランティア団体の会議や研修の場というだけでなく、団体のチラシや会議資料の作成等にも幅広く利用されています。平成18年度においては、設備・機器の利用のなかでも、特に横断幕印刷機の利用が伸びていました。

2. 18年度に行った主な事業

情報収集・提供

【情報誌ぽ・ぽ・ら】
・毎月3,000部発行。特集では「協働」を年間テーマに様々な協働スタイルについて掲載。団体紹介では企業の社会貢献活動の紹介も毎回掲載。
【メールマガジン「ぽ・ぽ・ら通信」】
・隔週で県内外の社会貢献活動情報や、助成金情報などを発信。登録数は年々増加(2月28日現在:354件)。
【ホームページ】
・「ぽ・ぽ・ら」からのお知らせの他、社会貢献活動支援データベース、イベント情報、助成金情報などを掲載。助成金情報は毎週情報更新し、内容充実。

交流・理解促進

【ぽ・ぽ・ら茶論】
・ゲストを招きお茶を飲みながらテーマについて語り合う。異なる活動分野の交流や理解促進の場として遠隔地での要請に応じ、全6回のうち「出前茶論」も3回開催。
【利用者会議】
・利用に関するアンケートの実施、利用登録団体の声を伺う「利用者会議」を開催。

教育・研修

【市町村ボランティア・市民活動センタースタッフ研修】
・県内の公設の市町村ボランティア・市民活動センタースタッフを対象に研修会を開催。
【出前講座】
・要請に応じスタッフを派遣し、県内の社会貢献活動の促進を図る。
【ボランティア・マネジメント講座】
「青少年ボランティアを受け入れるためのボランティア・マネジメント講座」
・講義、ワークショップに加え、実際に青少年と接する機会を設け、その成果と実際に使えるシートをまとめた冊子を発行.

ネットワーク促進

【市町村センター連絡会議】
・県内の公設のボランティア・市民活動センター間の情報及び課題の共有、ネットワーク構築を目的として隔月で年5回開催。また、責任者会議を年度初めに1回開催。
【協働フォーラム】
「地域力で支えあう県南協働フォーラム〜協働でつくる良いひと・良いまち・良いくらし〜」
・市民・企業・行政のセクターを超えた協働の広がりを目指して、佐野市で実行委員会を結成し、フォーラムを開催(共催:佐野市)。 報告書を作成・発行

相談・コーディネート

【専門家相談会】
・実際にNPO法人を運営していく上で直面する問題に、専門家が対応する個別相談会を6回開催。
 各回のテーマ:「事業年度終了後に所轄庁に提出する書類作成」「労務担当者向け講座」「企業と協働するために」「助成金申請のコツ(セミナー・個別相談)」「会計のお悩み解決します」

その他

【社会貢献活動支援システム研究会】
・県内の社会貢献活動団体の活動を支える仕組みのあり方を検討。研究会を4回開催し、成果をもとに報告書作成。
【「とちぎの底力」増刷】
・県内の社会貢献活動紹介集を17年度に発行。好評につき増刷。


 「ぽ・ぽ・ら」がオープンした時点で県が認証したNPO法人は164(内、解散が2)法人でした。法人数の増加をもって社会貢献活動が伸びたとは必ずしもいえませんが、今年2月末では360(内、解散が10、県外へ移管が2)法人に増えています。県内の市町村によって設けられた支援センターも、5ヵ所から8ヵ所に増えて、身近なセンターでボランティアやNPOの情報を入手しやすくなりました。こうした変化を背景として「ぽ・ぽ・ら」においても情報収集・提供、相談対応、交流の場づくりなどを基本にしつつも、県内外の支援センターのネットワークづくりや市民・企業・行政等が出会う場づくり、協働のあり方への提案など、期待される役割が少しずつ広がってきているようです。

(ぽ・ぽ・ら事務局長 槇ひさ恵)

この内容は情報誌「ぽ・ぽ・ら」2007年4月号に掲載したものです。

戻る