収集ボランティア以外にも私たちの生活の中には、気負わずにできるボランティアがあります。
今回は、環境にやさしい社会の実現をめざす、『エコマーク』です。
■なぜ始まったの?
地球規模にまで拡大している環境問題。従来は産業公害が主な原因でしたが、現在では大量生産・大量消費・大量廃棄に支えられている私たちの暮らしそのものが環境の破壊や汚染といった結果を招いています。こうした環境問題を解決して、美しい自然環境を次の世代に伝えていくために、環境にやさしい社会の実現をめざして、「商品の選択」という観点から環境にやさしい生活様式(エコロジカル・ライフスタイル)を提案し、財団法人日本環境協会が1989年にスタートさせた事業です。
■どんなものに付けられているの?
エコマークの対象商品は、次のいずれかの項目にあてはまるものです。
@同じジャンルの商品と比べて環境への影響が少ないこと。
例)古紙パルプの配合比率を多くし、蛍光増白剤をできるだけ少なくしたコピー用紙など
Aその商品を利用することで、環境保全に貢献できること
例)生ごみ処理機、リターナブル容器、包装資材など
■どんなものでもエコマークが付けられるの?
エコマークを商品に表示するには商品カテゴリーごとに定められた認定基準に照らし合わせ、「エコマーク審査委員会」での厳しい認定審査を受けたもののみ使用が認められています。エコマークを無断で使用した場合には、刑事罰を含む法的措置の対象となる場合もあり、消費者が信頼できる環境のブランドマークと言えます。事業スタート時には「特定フロンを使用しないスプレー製品」などの7種類の品目を対象としていましたが、2005年12月末現在では45種類の商品類型、約4,800の商品を認定しています。
★活動のポイント
エコマーク事業は「環境保全の面でより良い商品」を選びやすいようにするものであって、エコマークがついている商品であっても無駄遣いをするのでは「環境にやさしい」ことにはなりません。
また購買の場面において、消費者に対して環境にやさしい製品の選択を促し、そのことを通じて企業の環境にやさしい製品の開発・製造を促します。