収集ボランティア以外にも私たちの生活の中には、気負わずにできるボランティアがあります。今回は、環境にやさしい社会の実現をめざす、『グリーンマーク』です。
■なぜ始まったの?
グリーンマークは、古紙利用製品の使用拡大を通じて古紙の回収や利用促進を図るために、古紙を原料に使用した製品であることを簡単に判る目印として、また緑を増やし自然環境保護・森林資源の愛護などの意識向上を図ることを目的として、財団法人古紙再生促進センターにより1981年に制定されました。
■なぜ環境にやさしいの?
紙は何から作りますか?もちろん木からです。日本ではほとんどの紙が木材パルプ(木材から取り出した繊維)と一度使った紙、古紙からつくられます。古紙1tは立ち木20本分の木に相当し、1年間で使われる古紙1520tは3億20万本の木にあたり、これだけの木を使わずにすんだ計算になります。また、古紙から紙を作る場合、木から作るときに較べて電力や重油等のエネルギー消費量は3分の1ですみます。
■どんなものに付けられているの?
グリーンマークの対象商品は、次のいずれかの項目にあてはまるものです。
(1) 古紙を原則として40%以上原料に使用した製品であること
(2) トイレットペーパーとちり紙は古紙を原則として100%原料にした製品であること
(3) コピー用紙と新聞用紙は古紙を原則として50%以上原料に使用したものであること
■グリーンマークを集めると苗木がもらえるの?
グリーンマークの制定と同時に表示製品を積極的に使用してもらうことを目的とし、グリーンマークの収集により学校や町内会に苗木やノートの配布を財団法人古紙再生促進センターがおこなっていましたが、リサイクルを取り巻く環境が大きく変化し、リサイクル製品も広く社会に受け入れられるようになってきたため、平成13年度限りで廃止となっています。
★活動のポイント★
古紙は種類により利用される製品の用途が違います。そのため回収の段階で古紙がきちんと分類されていなければ、製紙メーカーでそのまま使えません。ファイルの金具や金属クリップ類、プラスチック製品などは注意して取り除きましょう。『分別して回収』が再生のカギとなります。