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ボランティアはじめの一歩 〜絵本リサイクル編〜 


 時間や場所を選ばず、その日からすぐ出来るのが収集ボランティアです。捨てずにとっておくことで、身近な人たちや海外の人たちの心とからだの健康を守ることが出来ます。

■どんな活動ですか?
 海外の恵まれない子どもたちに、読まなくなった絵本を送るというものです。日本語の文章を現地の言葉に翻訳しなければならないといった難しい問題があるように思われますが、『ハサミとのりで始めるボランティア』として気軽に参加できる運動です。

■どのような国に送られ、使われるの?
 カンボジアでは、教育を受けた人たちの大半がポルポト時代に命を落としたり、国外に逃れてしまったといわれ、それまであった多くの文献が焼失してしまいました。15年前まで内戦も続いていたため、現在でも学校、教師、教科書、教材が不足しています。特に教科書の不足は深刻で、1冊を4〜5人で使うことが多く、地域によっては100人に1冊といった状況です。

 ラオスでは、鎖国状態に近い計画経済体制が17年前まで取られていたため、現在も最貧国のひとつといわれています。政府の教育予算不足による設備不足や経済力のなさ、そして両親の教育に対する理解の低さなどが理由となって小学校の入学率は51%、そのうち修了率は41%(98年ラオス教育省発表)です。また、小学校教師の3分の1は教員の養成学校のトレーニングを受けてはおらず、村の中から読み書きの心得のある人が選ばれ教師となっている状況です。
 カンボジアやラオスといった国では子供向けの図書がほとんどなく、教科書すら一人に一冊行渡っていない状態です。そのため文字に接する機会が少なく大人になると文字を忘れてしまうこともあります。また、文字がかけないためメモを取ることができず、仕事が覚えられないといった弊害も生まれています。送られた絵本は子どもが楽しむだけでなく、教科書として使われたり、学校に行けない子どもたちのための移動図書館活動の中で使われたりします。

■どのように参加するの?
 絵本を収集する団体によって多少の違いはありますが、下記のような流れになります。�団体が作成したリストにある「絵本」を集める。
�団体に活動の参加の意思を伝え、参加費や絵本を現地に届ける送料を負担する。
�翻訳シールが団体より送られるので、そのシールを絵本にはる。
�完成した絵本を団体に送付する。
�参加者から送られた、絵本を現地に輸送する。

★活動のポイント
 収集団体がこの運動で使用できる絵本のリスト表をホームページやリーフレット等で示しています。また、手元にこの運動で使用できる絵本をお持ちでなくても参加する方法もあります。詳細はホームページにて確認してください。


問い合わせ先:
 (社)シャンティ国際ボランティア会「絵本を届ける運動」
  〒160-0015 新宿区大京町31 慈母会館2F
   TEL:03-5360-1233 FAX:03-5360-1220 
   URL:http://www.jca.apc.org/sva/

この内容は情報誌「ぽ・ぽ・ら」2006年12月号に掲載したものです。

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